伊勢志摩松阪のoh!土産とおみやげ話

奈良の庚申(こうしん)さん

休日を利用して奈良に行ってきました。
パラダイス(探偵ナイトスクープ的。)があったり、ビックリするような店のご飯が意外と美味しかったり、ステキな男性(70代以上)達の素晴らしいトークが聞けたり、鹿と戯れたりと、それはそれは楽しい時間を過ごす事が出来ました♪

奈良と言えば「大仏様」や「鹿」が有名だけど、「庚申さん」も忘れてはいけません。
庚申さんと言うのは、奈良町に古くから伝わるお守り。

ここでひとウンチク…この奈良町ですが、奈良県奈良市の一角に、実は地図表記はないのですが地元の人から奈良町と呼ばれる地区がありまして、なにやら平城京の昔、外京と呼ばれていた場所で東部に突き出て、たくさんの神社・仏閣がある、少し特別な地区だったようです。
思えば伊勢でも、近隣に住む年配の方が伊勢市街へでかけるのに「今日は山田へ行く…」というふうに使われますが、地図上に山田はなく、かつて宇治地区と山田地区を主として伊勢市の前身、宇治山田市が成り立っていた名残ですもんね、有名どころでは「宇治山田駅・宇治山田商業(高校)」等に名を残すくらいですか。

そして奈良町の民家の軒下には庚申(こうしん)さん・身代わり猿(申)と呼ばれる魔除けがぶら下がっています。
言い伝えによると、人のお腹の中には「三尸(さんし)の虫」というのがいて、庚申の日の夜に人が寝ている間に体から抜け出して天帝にその人の悪事を伝えに行くそうです。
天帝は、それを聞いて天の邪鬼に罰を与えるように命じるそう。
人はその事を恐れて庚申の日の夜は寝ないらしいんだけど、それでも心配な人はこの「庚申さん」を供養したそうです。
要は、悪魔退治のお守り。
これが庚申さんだ!
見た目には可愛らしい「庚申さん」。
なかなか頑張っておられるのですよ。
伊勢志摩の家の軒をしめ飾りが飾るのと通じるものがありますね。
※参考:庚申さんのいいつたえ

庚申の日は60日に一度…その日に徹夜する習慣は近年まで残っていたらしいですが、翌朝、町中の人がみんな寝不足…なんかのんびりしてて微笑ましいですね。
そう言えばちょっと脱線しますが、かつて伊勢の大祭りの日は今と違って10月15・16・17日の三日間と決まっていて、学校が休みだったりしたわけで、伊勢神宮の神嘗祭(かんなめさい)というおまつりのにあわせたスケジュールだったのですが、小さいながらも「神宮のおまつりにあわせてるから、この日なんだ」とちゃんと覚えたモノです。
こういう地域ならではの習わしや行事ひとつひとつが、故郷を「大切なもの」と心に刻んでいくんでしょうねぇ、今は生活の中からそう言ったものがだんだんと減っていってるっていうことやなぁ…となんとなく思った次第です。
いろいろと自分の住む伊勢と通じるものを感じる「奈良町」でした。

本題に戻りまして、奈良町にある「御菓子司なかにし」では、そんな「庚申さん」をモチーフにした創作和菓子を販売しています。
コロンとしたフォルムに真っ赤な体、ちょこんと付いた白い頭が、お守りの庚申さんに似ててカワイイ。
見た目はもちろん、あっさりした甘さは後をひきますよ♪
私は店頭で買ったけど、帰って検索したらネット販売もしてました☆
椿みたいだけど庚申さんだ!
個人的おみやげ理由………可愛さにまいりました♪
旅先から和菓子を持って帰るのはなかなか大変と実感。
そう考えると、赤福ってスゴいなぁ〜と思っちゃったよ。崩れないもんなぁ。
御菓子司 なかにし

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