三重県伊勢市の医療法人なかの歯科院長のブログです

伊勢地区歯科医師会 口腔検診研修会


2011年2月13日
伊勢地区歯科医師会 口腔検診研修会(伊勢市)

昭和大学歯学部顎口腔疾患制御外科学教室 主任教授 新谷 悟 先生
演題「口腔粘膜疾患診断の基本と応用〜口腔癌、歯科医による遺伝子診断まで〜」

私たち日本歯科医師会は、口腔がんの早期発見に向け、がん検診や市民フォーラム等啓蒙活動を行っております。

口腔がんは、歯肉、頬粘膜、舌、口腔底(舌の下)、口唇、顎骨内に発生し、毎年7,000人が罹患して3,000人以上の方が亡くなっております。発見が遅れると死亡率が高くなるばかりでなく、治療後に嚥下障害、発音障害などQOLに影響を及ぼす可能性が高くなる部位であるため、早期発見、早期治療が非常に大切です。
お口の中に難治性潰瘍(1ヶ月経っても治らない口内炎)、触るとしこりのように硬いおでき、赤や白の模様、隆起したホクロ、原因不明の出血や首回りにリンパ腺の腫れに気づかれた際には、お近くの歯科医院までご相談ください。また、義歯による傷や歯の鋭縁による傷等も放置せず、歯科医院を受診するようにしてください。

当院ホームページ「お口の中のおでき」ページ http://www.nakanoshika.com/nakano/04donna/top2.html

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